「Football London」によると、アーセナルは今シーズン終了後の夏の移籍市場で、比較的安価にミッドフィールドを強化する必要に迫られているようだ。
チームは主にストライカーの獲得に焦点を当てており、そのための資金を確保する必要があるが、それだけではなく、ミケル・アルテタ監督は他のポジションも強化したいと考えているとのこと。
特にMFについては、ジョルジーニョとトーマス・パーテイが今シーズン終了後に退団予定であり、改善が必須。デクラン・ライスとマルティン・ウーデゴールは強固な基盤となっているが、守備的MFともう一人クリエイティブな選手が加われば文句なしだ。
そんな中、アーセナルはMFの補強案として、マンチェスター・シティに所属するケヴィン・デ・ブライネが浮上しているという。彼は今季で契約が切れる予定であり、このまま契約延長をしなければ、フリーで獲得が可能だ。
デ・ブライネは最近のレアル・マドリード戦とニューカッスル戦で出場機会がなく、ペップ・グアルディオラ監督も記者会見で彼の退団を示唆するようなコメントをしている。
もしデ・ブライネが今シーズン終了後に退団するのであれば、アーセナルにとって魅力的な補強オプションとなるだろう。彼はまだ素晴らしいパスセンスを持っており、今シーズンは出場機会が限られているものの、その能力は健在だ。
また、デ・ブライネはシティ時代に共に働いたアルテタ監督を高く評価しており、2022年10月には「アーセナルのプレースタイルには多くの類似点がある」とも語っている。
彼は長年にわたってワールドクラスの選手であり続けており、もし給与面で合意できれば、アーセナルにとって迷う余地のない補強となるだろうが、果たして。