アーセナルは、昨夏にクラブを退団した元ブラジル代表ストライカーをフリーで獲得できる可能性があり、ミケル・アルテタ監督もフリーエージェント市場への参入の可能性を示唆している。
アルテタ、負傷危機の中でフリーエージェント獲得を示唆
土曜日に行われるレスター・シティ戦を前に行われた最新の記者会見で、アルテタ監督は、緊急補強として、フリーエージェントのストライカーを獲得する可能性を否定しなかった。
アルテタは現在、前線の負傷者に苦しんでおり、カイ・ハフェルツとガブリエル・ジェズスがシーズン終了まで戦列を離れることが決定している。このため、アーセナルは前線の選択肢が非常に限られた状態だ。
内部的な対応として、ラヒーム・スターリングを即席のストライカーとして起用することができるが、期待の若手イーサン・ヌワネリに出場機会を与え、レアンドロ・トロサールのような経験豊富な選手と共にプレーさせる可能性もある。
アーセナルの今後5試合（プレミアリーグ）
- 2月15日：レスター・シティ（アウェー）
- 2月22日：ウェストハム（ホーム）
- 2月26日：ノッティンガム・フォレスト（アウェー）
- 3月9日：マンチェスター・ユナイテッド（アウェー）
- 3月16日：チェルシー（ホーム）
アルテタ監督は創造的な解決策を見出す必要があり、レスター戦に向けてアーセナルがどのような布陣を取るのか、注目が集まっている。
アーセナルは1月の移籍市場でオリー・ワトキンスにオファーを出したが拒否されており、冬の移籍市場でワールドクラスのストライカーを獲得しなかったことを後悔するかもしれない。
しかし、フリーエージェント市場でチャンスが生まれる可能性もあり、アーセナルはその可能性を探っている。アルテタ監督はフリーエージェント獲得の可能性について問われた際、「あらゆる可能性を検討し、そこから決断を下す」とコメントしている。
アーセナルが獲得可能なフリーの元ブラジル代表ストライカー
現在の選択肢として、元チェルシーのディエゴ・コスタがフリートランスファーでアーセナルに加入する可能性がある。彼は最近グレミオを退団したが、かつてプレミアリーグで脅威となったものの、2022年のウォルバーハンプトンでのプレーでは目立った活躍を見せることができなかった。
一方、もう一人の可能性のある補強候補として、元ブラジル代表ストライカーのレアンドロ・ダミアンの名前が挙がっている。
アーセナル、フリーエージェントのレアンドロ・ダミアンと契約可能
35歳のダミアンは昨夏、コリチーバFCを退団した。トッテナムのファンにとっては、2013年に当時の監督アンドレ・ビラス＝ボアスが彼の獲得を示唆したことを思い出すかもしれない。
当時、ビラス＝ボアスはブラジルのメディア『Lancenet』に対し、次のように語っていた。
「我々は当然、最高の選手や若手をチェックしている。そして、レアンドロ・ダミアンはその条件に合致する選手だ。彼はオリンピックで素晴らしい活躍を見せたが、その後は負傷に悩まされ、出場機会も減っていた。我々の手の届く範囲にいるなら、リストに載せておくつもりだ。」
『ミラー』によると、ダミアンは現在フリーで獲得可能なストライカーの一人だが、アーセナルが彼を補強リストに含めているかどうかは不明である。
ダミアンの全盛期はスポルチ・クラブ・インテルナシオナルで過ごし、226試合で106ゴールを記録。通算では219ゴールを挙げている。
（Football Fancast）