バーミンガム・ワールドの報道によると、アーセナルはオリンピアコスのストライカー、ハラランポス・コストゥラス(17歳)とミッドフィールダーのクリストス・ムザキティス(18歳)の若手2選手をターゲットにし、クラブと接触を開始したという。
プレミアリーグ内外のクラブが争奪戦を展開
コストゥラスは、ギリシャ・スーパーリーグの首位を走るオリンピアコスで主力として活躍しており、最近のアリス戦では2得点を挙げてチームの2-1の勝利に貢献した。
身長185cmの快速ストライカーは、昨シーズンオリンピアコスBチームをUEFAユースリーグ優勝に導いた立役者であり、ギリシャ2部リーグでは8試合で5ゴール2アシストを記録し、「ギリシャ2部リーグ最優秀若手選手」に輝いた。
その活躍により、バイエルン・ミュンヘン、ユベントス、フィオレンティーナ、ボルシア・メンヒェングラートバッハといった欧州の強豪クラブも彼に注目している。
ムザキティス – 「次世代のイニエスタ」
一方のムザキティスも、オリンピアコスのヨーロッパリーグ決勝トーナメント進出に貢献しており、すでにギリシャ代表としてプレーしている。
左足のテクニカルな中央ミッドフィールダーで、プレースタイルやボールコントロールの優雅さから「バルセロナのレジェンド、アンドレス・イニエスタに似ている」と評されている。
アーセナルは現在、ローゼンボリ所属のノルウェー人MFスヴェレ・ニーパン(17歳)もリストアップしているが、マンチェスター・シティも同選手に関心を示しており、ムザキティスの獲得がより現実的な選択肢になる可能性がある。
アーセナルの夏の補強計画が本格化
冬の移籍市場で補強ゼロに終わったアーセナルだが、今夏に向けた補強計画が本格化している。ストライカーとミッドフィールダーの獲得は、チームの層を厚くする上で大きなプラスとなるだろう。