アーセナルはRBライプツィヒのストライカー、ベンジャミン・シェシュコ獲得に向けた契約を進めており、夏の移籍市場で決定する可能性が高いと、『The Independent』のミゲル・デラニー氏が報じている。
アーセナルのストライカー問題
アーセナルは今季を通じてストライカー不足に悩まされている。
- ガブリエル・ジェズスは不調が続いた上、1月にACL負傷で今季絶望
- カイ・ハヴァーツはCF起用が続いているが、適正ポジションが曖昧
このため、ミケル・アルテタ監督は「確実にゴールを決められるストライカーの獲得が不可欠」と考えており、以前から興味を持っていたシェシュコへの本格的なアプローチを今夏行う見込みだ。
アーセナルのシェシュコ獲得計画
デラニー氏によると、アーセナルはすでにシェシュコとの契約を進めており、夏に正式な交渉を行う準備ができているとのこと。
「アーセナルはライプツィヒのベンジャミン・シェシュコ獲得に向けて動いている。もちろん状況が変わる可能性はあるが、冬の移籍市場が閉まる頃には、アーセナルが彼に本格的な関心を示していたことは明らかだった。」
シェシュコは「ヨーロッパで最も将来有望な若手ストライカーの一人」とされており、その高身長と決定力を武器にブンデスリーガで成長を続けている。
ベンジャミン・シェシュコの今季成績(2024/25シーズン)
大会 | 試合数 | ゴール | アシスト |
---|---|---|---|
ブンデスリーガ | 19 | 8 | 2 |
チャンピオンズリーグ | 8 | 4 | 0 |
DFBポカール | 2 | 2 | 1 |
特にチャンピオンズリーグでの活躍が目立ち、8試合で4ゴールを記録。この決定力の高さとポテンシャルの大きさが、アーセナルが獲得を決断する要因となっている。
シェシュコ獲得の意味 – タイトル獲得への本気度を示す
もしアーセナルがシェシュコ獲得に成功すれば、これはプレミアリーグ優勝を本気で狙うという「強烈なメッセージ」となる。
- 若手ストライカーとしての成長余地が大きい
- 空中戦やポストプレーにも強く、プレミアリーグ向きのフィジカルを持つ
- ジェズスやハヴァーツとは異なるタイプの「純粋な9番」として機能可能
アーセナルはシェシュコの獲得を最優先事項としつつ、同時にニューカッスルのアレクサンデル・イサクやアストン・ヴィラのオリー・ワトキンズにも関心を示している。
今後、正式な交渉が進展するかどうか、そしてライプツィヒがシェシュコを放出する条件をどう設定するかが、移籍の成否を左右することになりそうだ。
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