1月の移籍市場が終了し、結局誰も補強しなかったアーセナル。
最優先補強ポジションをFWと明確にし、さらには何人かターゲットを絞っていたものの、様々な理由で取引を成立させることはできませんでした。
とくに、アルテタ監督が最も望んでいたというベンヤミン・シェシュコについては、RBライプツィヒが1月での売却を拒否したこと、そしてアーセナルが高額な移籍金の支払いを避けたことが最も大きな要因とされています。
そして移籍市場が閉まった現在、アーセナルにとってさらに重要だといわれているのが、次期スポーツディレクター(SD)の任命。エドゥ・ガスパールが退任して以降、まだ後任が決まっていません。
「TBR Football」によると、今後のクラブにおいて最も理想的なSDの1人は、ダン・アシュワースであると述べています。
アシュワースは、ブライトン在籍時にモイセス・カイセド(現チェルシー)、三苫薫、エヴァン・ファーガソンの獲得に貢献し、ニューカッスル在籍時にはアンソニー・ゴードンやアレクサンデル・イサクの獲得にも貢献した人物です。
その後は、マンチェスター・ユナイテッドへと渡ったアシュワースですが、現在はフリーの身となっており、獲得するには今が絶好のチャンスとなっています。
なお、その他には、レアル・ソシエダのロベルト・オラベやパリ・サンジェルマンのルイス・カンポスといったSDも候補となっているそう。