「Give Me Sport」によると、アーセナルは今冬の移籍市場が閉まる前にアストン・ヴィラに所属するオリー・ワトキンズを獲得することに自信を持っているようです。
現在29歳のイングランド代表ストライカーは、今季クラブで32試合に出場して11ゴールをマーク。直近のチャンピオンズリーグでのセルティック戦でも得点を記録しています。
そんな彼に対し、FWの補強を目論むアーセナルは注目しているようで、すでに6000万ポンド(約114億円)のオファーを提示したとのこと。
しかし、アストン・ヴィラは、もう1人のストライカーであるジョン・デュランがアル・ナスルと移籍合意に達したので、シーズン中にこれ以上の戦力流出は避けたいと感じていることから、このオファーを却下したようです。
それでも、アーセナルは来週の移籍市場閉幕までに、ワトキンズを獲得するのに有利な立場にあると感じているようで、本人が過去にアーセナルファンであることを語っていることも有利に働くだろうと考えているとのこと。
ワトキンズは2020年に「アーセナルでプレーすることが夢」と公言しており、とくにティエリ・アンリに憧れを抱いていたことを語っています。
(オリー・ワトキンズ)
「それが夢だよ。いつかアーセナルでプレーすることがね。でも、遠い夢さ。僕はアーセナルファンだから、ティエリ・アンリが(憧れの存在)。彼のプレーを見るのは信じられないほどだった。彼こそが、僕が育つ中でのアイドルだったんだ。」
この発言は、ガブリエウ・ジェズスやブカヨ・サカの長期離脱により、FWの補強が急務となっているアーセナルにとって思わぬアドバンテージであり、実際に新たなオファーも準備しているとのこと。
もちろん、デュランの移籍が濃厚とされるアストン・ヴィラを説得するのは容易ではありませんが、元々デュランを移籍不可としていただけに、ワトキンズの移籍の可能性もゼロではないでしょう。