「Give Me Sport」によると、アーセナルはFCバルセロナに所属するダニ・オルモの獲得に興味を示しているようです。
現在26歳のスペイン代表MFは、今年の8月にRBライプツィヒからバルセロナに加入したばかりですが、早速退団の噂が出ているとのこと。
というのも、バルサがサラリーキャップ問題でシーズン後半に向けてのオルモ登録を完了しておらず、このままでは来年以降プレーできない可能性があるとされています。
また、バルサとオルモが結んだ契約には、再登録できなかった場合はフリーで退団できるという条項が含まれているようで、アーセナルを含んだ多くのクラブがオルモの動向を注視しているとのこと。
バルサの上層部たちは、この問題に必死に取り組んでいるとされており、現時点ではオルモの代理人とも前向きなコンタクトを取れているようですが、もしも冬の移籍市場で選手の売却やスポンサー集めに失敗した場合は、予想外の結果になる可能性もあるとされています。
飛んだラッキーチャンスが舞い込んできたアーセナルですが、マンチェスター・シティもオルモの状況を注意深く見守っているようで、ペップ・グアルディオラ監督はフロリアン・ヴィルツという長年のターゲットから切り替える可能性も指摘されています。
また、アーセナルは11月にエドゥSDが退任しているので、選手の説得といった点では他クラブより劣る可能性があることも指摘されており、ダン・アシュワースやロベルト・オラベといった後任候補が挙がっているものの、いまだ正式な後任者は決定していません。
ダニ・オルモはバルサのカンテラ出身で、2014年夏にクロアチアのディナモ・ザグレブへと加入すると、2020年1月にドイツのRBライプツィヒへと移籍。同クラブでは公式戦通算148試合で29G34Aを記録するなど活躍し、今年の夏に10年ぶりにバルセロナへと復帰。ここまでは15試合で6ゴール1アシストを記録しています。