「Football Fancast」によると、アーセナルは、1月の移籍市場でチェルシーに所属するキアナン・デューズバリー=ホールの獲得において有利な状況に立っているようです。
現在26歳のイングランド人MFはレスター・シティの下部組織出身の選手で、昨季は同クラブのトップチームでイングランド2部リーグ44試合に出場して12ゴール14アシストを記録。
見事1年でのプレミアリーグ復帰に大きく貢献し、今夏に恩師であるマレスカ監督から直々に指名を受ける形で共にチェルシーへと移籍していました。
しかし、エンソ・フェルナンデス、ロメオ・ラヴィア、モイセス・カイセドといった実力派揃いの選手たちからポジションを奪えず、ここまではカップ戦要員となっています。
そしてチェルシーは、冬にローンでデューズバリー=ホールを放出する準備ができているとも報じられており、現在彼にはアーセナルを含めた9つものクラブが獲得に興味を示しているとのこと。
アーセナルは、今冬の移籍市場でMFにも目を向けているといわれ、クリスタル・パレスに所属するアダム・ウォートンらがターゲットとなっているとのことですが、デューズバリー=ホールが現実的な選択肢になるだろうと報じられています。
彼については、古巣レスター・シティ、レンジャーズ、トッテナム・ホットスパー、アストン・ヴィラ、ニューカッスル、ブライトン、ブレントフォード、マンチェスター・ユナイテッドといった多くのクラブが興味を示しているようですが、現在はアーセナルがリードしているとのこと。
なお、もしもデューズバリー=ホールを獲得するとなると、ローン契約が現実的となっていますが、もし完全移籍での契約を結ぶ場合は、チェルシーがレスター・シティから獲得した際に支払ったとされる3000万ポンド(約59億円)と同額の移籍金が予想されています。