「London World」によると、アーセナルはレアル・ソシエダに所属するマルティン・スビメンディの獲得に興味を示しているようです。
現在25歳のスペイン代表MFに対しては、アーセナルに加えてFCバルセロナ、マンチェスター・シティ、リヴァプールといったビッグクラブが兼ねてより関心を示していると言われていますが、ことごとく本人がクラブ愛を貫きオファーを却下してきました。
しかし、ようやくスビメンディは愛するラ・レアルを離れる準備ができたようで、クラブ側もシーズン途中となる1月の移籍市場でも契約解除金が満たされた場合は、彼に対するオファーを受け入れる姿勢であるとのこと。
アーセナルは、今夏にスビメンディの相棒であるミケル・メリーノを獲得していますが、トーマス・パーティやジョルジーニョといったMFが今季で契約満了する予定であることや、ウーデゴールなどの負担を減らす為、引き続きスビメンディに注目しているとされています。
一方、レアル・ソシエダは契約解除金満額となる6000万ポンド(約115億円)を要求する可能性が高いようですが、アーセナルは5000万ポンド程(約96億円)のオファーを考えているとのことなので、どちらかが譲歩する必要があります。
ただ、先述した通り、他のクラブもスビメンディの動向を注視しているといわれ、リヴァプールはファビーニョの後継者として、そしてマンチェスター・シティは長期離脱しているロドリの代役として彼を望んでいるようなので、長引いた交渉は彼を失うことになる可能性があります。
なお、今季のスビメンディはクラブ公式戦17試合に出場して1ゴール2アシストを記録しています。