アーセナルのゴールキーパー事情は、ダビド・ラヤの加入以来注目を集めており、アーロン・ラムズデールのサウサンプトンへの移籍は、今後の動きについて多くの疑問を呼んでいます。
最近、エスパニョールの才能あるゴールキーパー、ジョアン・ガルシアがアーセナルと再びリンクされていますが、彼の移籍に関する金銭的要求は問題を複雑にしているとのこと。
エスパニョールは昨夏、ジョアン・ガルシアに3000万ユーロ(約48億円)の契約解除金を設定して手放す意向がないことを明言しました。その結果、アーセナルはボーンマスから経験豊富なネトをローンで獲得しましたが、これは長期的な解決策ではありません。
それでも、アーセナルには希望の光があるようで、『ムンド・デポルティーボ』によれば、ジョアン・ガルシアの契約解除金は次の移籍市場の最初の15日間で500万ユーロ下がるとのこと。
よって、この短期間にアーセナルは、ガルシアを2500万ユーロ(約40億円)で獲得できるかもしれないといわれています。
ただし、これには注意点があり、この契約解除金はその2週間後に再び3000万ユーロに戻るという特殊な条件のようで、さらには彼がスペイン代表に選ばれた際は3500万ユーロ(約56億円)にまで上がる可能性もあるとのこと。
よって、瞬時の判断が大事だとみられており、とくにその時点でのガルシアのパフォーマンス次第でアーセナルが獲得に動くかどうかを決定するだろうとされていますが、現在の彼はラ・リーガ10試合に出場してクリーンシートはわずか1回とパッとしていません。
ローンで加入しているネトも、カップ戦に出場することができておらず、EFLカップでは16歳のジャック・ポーターが起用されていることから、シーズン終了後にはボーンマスに戻ることが濃厚となっています。
また、アーセナルにはアカデミーから昇格したトミー・セトフォードやLucas Nygaardといった有望な選手が台頭してきているので、内部昇格がより賢明な選択となる可能性があります。