「London World」によると、アーセナルはヤクブ・キヴィオルを1月に失う可能性があるようです。
アーセナルはここ数年で多額の投資を行い、その額はなんと3億ポンドを超えています。そのため、バランスを取るために選手の売却にも力を入れており、アーロン・ラムズデール、エディ・エンケティア、エミール・スミス・ロウなど、多くの選手が去る結果となりました。
その一方で、ヤクブ・キヴィオルにはイタリアへの移籍の噂がありましたが、アーセナルが彼を保持することを決断し、残留となりました。
しかし、今季のキヴィオルはバックアッパーとしてのみの出場であり、リーグ戦とカップ戦のそれぞれ1試合の出場にとどまっています。
そのため、出場数を増やしたい本人は今季が終わるまで待つつもりはなく、1月の移籍市場での移籍を希望しているとのこと。
たしかに、主に左サイドバックで起用されるキヴィオルは、リッカルド・カラフィオーリ、ユリエン・ティンバー、オレクサンドル・ジンチェンコより下の序列となっており、CBとしての出場もウィリアム・サリバとガブリエウ・マガリャンイスが君臨するため、中々厳しい状況とされています。
それでも、イタリアではユヴェントスをはじめ、複数のクラブがキヴィオルの獲得に興味を示しているようで、2028年まで彼と契約を結んでいるアーセナルは少なくとも1500万ポンド(約28億円)の移籍金を求めるだろうとのこと。