デッドラインデーの終盤にチェルシーからローンでラヒーム・スターリングを獲得したアーセナルは、この夏に計4選手を加えることとなりました。
補強が優先されていたストライカーの獲得はなかったものの、多くのグーナーはこの移籍市場でのチームの動きに満足しているはずで、近年で最も完成されたチームの1つともいえるでしょう。
そこで今回は、アーセナルがこの夏に獲得した5選手と放出した11選手を紹介します。
獲得選手一覧 ※()は獲得先と推定移籍金
リッカルド・カラフィオーリ(ボローニャ、約72億円)
ミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ、約51億円)
ダビド・ラヤ(ブレントフォード、約51億円) ※完全移籍
ネト(ボーンマス、ローン)
ラヒーム・スターリング(チェルシー、ローン)
放出選手一覧 ※()は放出先と推定移籍金
エミール・スミス・ロウ(フラム、約51億円)
エディ・エンケティア(クリスタル・パレス、約48億円)
アーロン・ラムズデール(サウサンプトン、約34億円)
モハメド・エルネニー(アル・ジャジーラ、フリー)
アーサー・オコンクォ(レクサム、フリー)
アルベール・サンビ・ロコンガ(セビージャ、ローン)
ヌーノ・タヴァレス(ラツィオ、ローン)
カール・ハイン(レアル・バジャドリード、ローン)
ファビオ・ヴィエイラ(ポルト、ローン)
リース・ネルソン(フラム、ローン)
セドリック・ソアレス(無所属)
アーセナルは昨季ローンで獲得して大活躍をみせたGKダビド・ラヤを完全移籍で獲得し、さらにバックアッパーとしてボーンマスからネト(ローン)を獲得。一方で、アーロン・ラムズデール、アーサー・オコンクォ、カール・ハイン(ローン)の3人のGKが退団しています。
その他には、ユーロ2024で輝きをみせたリッカルド・カラフィオーリをボローニャから獲得し、こちらも同大会でスペイン代表の優勝に貢献したミケル・メリーノをレアル・ソシエダから獲得することに成功。そして、デッドラインデーにスターリングを加えた形となっています。
なお、この夏にアーセナルが費やした合計移籍金は約174億円のようで、逆に獲得した移籍金は約133億円となっているそう。