「Mirror」によると、アーセナルへ移籍間近と報じられるレアル・ソシエダ所属のミケル・メリーノについて、交渉決裂の可能性が浮上しているようです。
レアル・ソシエダやユーロ2024で素晴らしい活躍を披露したメリーノは、今夏FCバルセロナ、アトレティコ・マドリード、アーセナルから狙われている人気銘柄で、一部ではアーセナルと個人間合意に至っていると報じられています。
しかし、ここに来てこの交渉が白紙になる可能性があると同報道は指摘。その理由はクラブ内部の一部の人たちによる反発だという。
というのも、アーセナルはこれから全盛期を迎えるであろう選手、いわゆる長期的にクラブで活躍する選手の獲得に力を注いでおり、すでに28歳という年齢を迎えているメリーノの獲得はクラブの方針に反するものであると一部が主張しているとのこと。
たしかにアーセナルは近年、マルティン・ウーデゴール、デクラン・ライス、カイ・ハヴァーツなどといった選手をこれらの方針で獲得しており、今夏すでに獲得を発表しているイタリア代表DFのリッカルド・カラフィオーリも現在22歳です。
メリーノと個人間合意の報道があるアーセナルですが、レアル・ソシエダの会長は現時点でどのクラブともまだ交渉はしていないと主張しているようなので、クラブ間合意はまだこれからとなると、まだ彼の獲得について議論しているのかもしれません。
なお、有名ジャーナリストのFabrizio Romano氏によると、すでにアーセナルはレアル・ソシエダと交渉を開始しており、問題なく合意に近づいていると発信しています。