「Football London」によると、アーセナル・レジェンドであるパトリック・ヴィエラ氏は、クラブにクリスタル・パレスに所属するエベレチ・エゼの獲得を勧めているようです。
現在26歳のイングランド代表MFは、2020年8月にQPRからクリスタル・パレスに加入すると、すぐさま主力に定着。ここまでクラブ公式戦通算124試合に出場して26ゴール17アシストを記録しており、23/24シーズンは公式戦31試合で11ゴール6アシストをマークしています。
そんなエゼには、アーセナルレジェンドとして知られ、かつてクリスタル・パレスでも指揮を執ったパトリック・ヴィエラ氏が大絶賛しているようで、ガナーズにフィットするだろうと太鼓判を押しています。
実際にアーセナルは、エゼの動向に注目しているようですが、トッテナムやマンチェスター・シティなども彼に興味を示しているようで、シティに関してはサウジアラビアへの移籍が噂されるケヴィン・デ・ブライネの後釜として注目していると報じられています。
すでにエースのマイケル・オリーセをバイエルン・ミュンヘンへ売却したクリスタル・パレスは、これ以上主力の放出を避けたいと考えているようですが、エゼにかかっている6000万ポンド(約121億円)という契約解除金を支払うクラブが現れた場合は引き留めることが不可能となっています。
なお、クリスタル・パレスは現在アーセナルに所属するイングランド人MFエミール・スミス・ロウについて、3000万ポンド(約60億円)の獲得オファーを準備していると報じられているので、彼を含めた取引でエゼの交渉を有利に進めることができる可能性があります。