「Gooner Talk」によると、ナポリ所属のヴィクトル・オシムヘンに興味を示しているというアーセナルは、彼の代理人とコンタクトを取っているようです。
これまでストライカーの補強の優先順位として、RBライプツィヒ所属のベンヤミン・シェシュコをトップに挙げていたアーセナル。しかし、21歳のスロベニア代表ストライカーは、先日クラブと契約延長を発表。よって、今夏で彼を獲得できる可能性はなくなりました。
他のストライカーへとターゲットを変更せざるをえなくなったアーセナルは、フェイエノールト所属のサンティアゴ・ヒメネスやボローニャ所属のジョシュア・ザークツィーなどといった選手の報道もありますが、同報道によると、ナポリのエースストライカーであるオシムヘンもターゲットの1人としているとのこと。
現在25歳のナイジェリア代表FWは、2020年9月にLOSCリールからナポリに加入すると、これまでクラブ公式戦通算133試合に出場して76ゴールを記録。今季は32試合で17ゴールを記録しています。
すでにアーセナルは彼の代理人とコンタクトを取っているようで、本人もプレミアリーグへの移籍に前向きだといわれていますが、問題は移籍金。
2026年6月まで契約を結ぶナポリは、エースの放出を望んでいないため、契約解除金となる1億1000万ポンド(約220億円)が必要になるとのこと。
アーセナルは他のポジションの選手の補強も考えているといわれており、オシムヘン1人に巨額な移籍金は支払わない意向の模様。
一方で、ナポリはすでにオシムヘンの後釜を探しているともいわれているので、ある程度の移籍金額についての譲歩はあるのかもしれません。
なお、オシムヘンに対しては、サウジアラビアのアル・ヒラルやアル・アハリといった金満クラブも興味を示しているようなので、素早い決断が必要となりそうです。