「TBR Football」によると、今夏MFを求めているというアーセナルのミケル・アルテタ監督は、度々報じられているドウグラス・ルイスよりもマルティン・スビメンディを欲しているようです。
UEFAチャンピオンズリーグでバイエルン・ミュンヘンに敗北を喫し、ベスト8で大会から去ることとなったアーセナル。
同試合で無得点に終わったこともあり、夏の移籍市場ではFWとWGに焦点を当てるだろうといわれていたアーセナルですが、どうやらMFにも注目しているようで、アルテタ監督は今夏マルティン・スビメンディの獲得を希望しているとのこと。
現在25歳のスペイン代表MFはレアル・ソシエダの下部組織出身の選手で、2019年4月にヘタフェ戦でトップチームデビュー。
その後、チームの主力選手にまで成長すると、今季は44試合に出場して4ゴール1アシストをマーク。2021年6月にはスペイン代表デビューも飾っており、これまで計5試合に出場しています。
そんな彼に、モハメド・エルネニー、ジョルジーニョ、トーマス・パーティといったMFの去就が不透明なアーセナルは獲得を希望しているようで、この3人は今夏でクラブを去る可能性がどんどん高まってきています。
2023年の1月に、一度選手側からオファーを断られたアーセナルですが、どうやら状況は変わってきており、アルテタ監督は個人的に話し合いの場を設けたようなので、クラブが納得する移籍金を用意できれば、スムーズにこの取引はまとまる可能性があります。
なお、2027年6月までレアル・ソシエダと契約を結ぶスビメンディの市場価値は5000万ユーロ（約82億円）となっています。