「Football Insider」によると、アーセナル、リバプール、バイエルン・ミュンヘンといったクラブが興味を示すポルトガル代表MFのパリーニャに対し、所属クラブのフラムは5000万ポンド~6000万ポンド(約90億円~約108億円)を求める構えをみせているとのこと。
現在28歳のパリーニャは2022年6月にスポルティングからフラムに加入すると、これまでクラブ公式戦通算58試合に出場し、今季は18試合で2ゴール1アシストを記録。
その安定の活躍ぶりから多くのビッグクラブが興味を示しており、実際に夏には、直前で破断したものの、バイエルン・ミュンヘンと合意していました。
引き続き彼の獲得に熱心なバイエルンに加えて、この冬にMFの補強を目指すアーセナルとリバプールがパリーニャを注視しているようで、フラムもすでにフルミネンセ所属のアンドレ獲得に動いていることから、冬でのパリーニャ放出はやむを得ないと考えているようです。
それでも、移籍金は£50m~£60m(約90億円~約108億円)を要求する構えをみせているようで、約1年半前にに彼を獲得した際に発生した約32億円という金額の倍以上を回収したい考えのようです。
もしそうだとすると、今夏大金を費やしたアーセナルにとってはFFP的に厳しい状況となっており、まず選手の放出が必須です。
一方、今季ショボスライやマク・アリスター、フラーフェンベルフ、遠藤といった中盤を補強したリバプールは、モイセス・カイセドやロメオ・ラヴィア(共に現チェルシー)にもオファーを出していたので金銭面ではクリアしている可能性があり、もしそうだとすると、バイエルンとともにこのレースを一歩リードしていると考えられます。