「Mirror」によると、1月から復帰のイヴァン・トニーに対し、複数のクラブが興味を示しているようですが、どうやらブレントフォードは冬に彼を放出することは考えていないようです。
賭博違反により、1月までプレーができないトニーですが、この冬の移籍市場で人気な選手となっているようで、現在彼を調査しているといわれるクラブは、アーセナルとチェルシーの2クラブ。
トニー自身も、UEFAチャンピオンズリーグでのプレーを希望しており、イングランド代表のメンバーに返り咲くためにも、ブレントフォードからステップアップしたい考えだといいますが、クラブ側は、少なくとも1月に彼を売却するつもりはないとのこと。
その理由として、来年1月に行われるアフリカネーションズカップで、ヨアヌ・ウィサやブライアン・エンベウモといった選手たちが一時離脱する可能性が高いことが挙げられており、そのためクラブは、少なくとも今シーズンはトニーを保持したい考えのようです。
6000万ポンド(約112億円)ほどに設定していたとされる彼の移籍金も、1億ポンド(約188億円)にまで引き上げる可能性があるようで、8ヶ月もプレーしていない選手にその金額を支払うチームは現れないと考えられます。
現在27歳のトニーは、2020年にブレントフォードに加入してからこれまで124試合で68ゴールを記録。昨季のプレミアリーグでは33試合で20ゴールをマークし、アーリン・ハーランドやハリー・ケインに次ぐ得点ランキング3位を記録しています。
(Mirror)