マン・ユナイテッド7番の歴史【1993~2020】
20/21シーズンから7番を着用することになったエディソン・カバーニ。
Very proud to be part of this great team and looking forward to wear this beautiful shirt.
Muy contento por formar parte de este gran equipo y ansioso de vestir esta hermosa camiseta.#MUFC ❤️🔴 @ManUtd pic.twitter.com/jnHZaE21eV
— Edi Cavani Official (@ECavaniOfficial) October 7, 2020
昨シーズンは空き番号となっていたナンバー7は、デッドラインデイに契約を交わしたウルグアイ代表FWに与えられました。
この数字は悪魔の背番号としても有名で、クリスティアーノ・ロナウド以降は様々なスターが着用してきましたが、散々な結果に終わっています。
そこで今回は、マン・ユナイテッドの背番号7の歴史を振り返りたいと思います。
エリック・カントナ(93/94-96/97)
#mufc #ggmu #cantona #cantona_276 #theking #manchester #united pic.twitter.com/TC80cQBUas
— Éric Cantona (@CANTONA_276) April 9, 2019
4度のリーグ優勝に貢献するなど、マンチェスターユナイテッドの復活に貢献した中心選手。
ユナイテッドの選手として計179試合に出場し、81得点61アシストを記録するなど素晴らしいパフォーマンスを披露しています。
デイビッド・ベッカム(97/98-02/03)
The best crosser of a football there’s ever been. David Beckham, a crossing genius. #mufc pic.twitter.com/UQ5cA0P15V
— Manchester United Fans (@UtdFollowers) October 13, 2020
カントナが現役引退をしたことで、これまで着用していた10番から7番に変更。
そのままレアル・マドリーへと移籍する2003年まで7番を背負い、ユナイテッドの選手として387試合出場して85得点98アシストを記録しています。
クリスティアーノ・ロナウド(03/04-08/09)
October 14, 2019 📅
Cristiano Ronaldo hits 7️⃣0️⃣0️⃣ goals 🔥
Which is his best? 🤩 pic.twitter.com/Nwhhr2gngo
— Goal (@goal) October 14, 2020
03/04シーズンにスポルティングから加入したロナウドは、ベッカムの移籍で空き番号となっていた7番を着用。
ファーガソン監督が史上最も才能に恵まれていた選手だったと語るロナウドは、初年度から活躍して、結局在籍した6シーズンで292試合出場118得点69アシストの活躍をしています。
マイケル・オーウェン(09/10-11/12)
One second after this photo was taken, Old Trafford went absolutely mental as Michael Owen scored a 96th minute goal to win the Manchester Derby 4-3. September, 2009. pic.twitter.com/iP1plMVY3g
— Manchester United Snapshot (@ManUtdSnapshot) October 8, 2020
所属した3シーズンで52試合17得点3アシストを記録。
決して悪くない数字ではありますが、彼が過去に残した成績とこれまでのクラブの7番が残した期待感から落胆した人も多く、ここから7番を背負う選手に良くない印象が流れ始めます。
アントニオ・バレンシア(12/13-13/14)
@anto_v25 junto al mejor futbolista inglés de todos los tiempos. Hoy #BobbyCharlton cumple 83 años. pic.twitter.com/XkWQ9aY2ii
— Ronald Collante (@ronald_collante) October 11, 2020
10シーズン所属したマンチェスターユナイテッドでは、09/10シーズンにPFA年間ベストイレブンにも選ばれるなど、素晴らしい成績を残し、12/13シーズンから空き番号となった7番を着用。
しかし、7番からの重圧なのかわずか1シーズンで元の25番に戻しています。
アンヘル・ディ・マリア(14/15)
The Argentine arrived at Manchester United in August 2015 for a British transfer record of £59.7m after falling out of favour with Spanish giants Real Madrid. ManU eat French champions Paris Saint-Germain for di Maria’s signature and immediately presented him with the ‘7’ jersey pic.twitter.com/6XhwSaZTVy
— Futbol theatre (@FutbolTheatre) October 9, 2020
14/15シーズンにレアル・マドリーで活躍していたアルゼンチン代表のアンヘル・ディ・マリアを当時プレミアリーグ史上最高額で獲得。
かなり期待されていたものの3ゴールに終わり、わずか1シーズンでパリ・サンジェルマンに移籍しています。
メンフィス・デパイ(15/16-16/17)
Memphis Depay in the retro Manchester United remake 👕 pic.twitter.com/DQN2RRHDT5
— utdreport (@utdreport) March 23, 2020
15/16シーズンからは、PSVから獲得したオランダ代表のデパイが着用しています。
移籍当初はトリッキーなプレーで観客を沸かせていたものの結局公式戦53試合で7得点と活躍できずにリヨンに移籍しています。
アレクシス・サンチェス(17/18-18/19)
Alexis Sanchez looks like he means business for Chile tonight 😛 #URUCHI pic.twitter.com/2cOdGSWEn7
— Goal (@goal) October 8, 2020
17/18シーズンからはアレクシス・サンチェスが着用しています。
これまでの選手とは違い、すでにアーセナルで大きな成功を収めていた彼の期待感は高かったのですが、そんな彼でも7番の呪いを解くことができず、すぐにインテルへと移籍しています。
エディソン・カバーニ(20/21~)
😤 El Matador is ready and raring to go! 💪#MUFC @ECavaniOfficial pic.twitter.com/HEfgpdwFY3
— Manchester United (@ManUtd) October 10, 2020
そして今シーズンから7番を背負うことになったエディソン・カバーニ。
彼は現在33歳ですが、昨シーズンまで所属したパリ・サンジェルマンでは301試合出場で200得点を決めるなど、貴重な戦力になるはず。
そんな彼もまた、7番の呪いにかかるのか、それとも素晴らしいプレイでロナウドの移籍後から続く悪いイメージを払拭するのか是非注目したいと思います。