今回は、イングリッシュプレミアリーグに所属するレスター・シティの投資が優れていることが分かる安い金額で獲得し、高く売れた選手5人を紹介します。
ハリー・マグワイア(➡マンチェスター・ユナイテッド)
2017年ハル・シティから€17.3m(約22億円)で獲得。
2019年マンチェスター・ユナイテッドへ€87m(約110億円)で売却。
16-17シーズンに降格が決定したハル・シティから€17.3mで獲得すると17-18シーズンはチームのDFリーダーとして活躍し、クラブの年間最優秀選手にも選ばれる活躍を披露。また、イングランド代表としてもベスト4という成績を残したロシアW杯で主力選手として出場するなど輝きを見せた結果、2019年にマンチェスター・ユナイテッドへ€87mで売却し、約90億円ほどの利益を得ています。
ベン・チルウェル(➡チェルシー)
レスターユースから2015年に昇格。
2020年チェルシーへと€50.2m(約63億円)で売却。
レスターユースから2015年に昇格したチルウェルは奇跡のプレミアリーグ優勝を果たした15-16シーズンの翌シーズンから本格的に出場を増やし、左SBとして活躍しています。その後、イングランド代表としてもレギュラーになるほど成長し、2020年にチェルシーへ€50.2mで移籍しています。
ダニー・ドリンクウォーター(➡チェルシー)
2012年にマンチェスター・ユナイテッドから€900Th(約1億円)で獲得。
2017年にチェルシーへ€37.9m(約47億円)で売却。
2012年にマンチェスター・ユナイテッドから約1億円という金額で獲得したドリンクウォーターは、2部時代からクラブの主力選手として躍動。15-16シーズンには奇跡のプレミア優勝にも大きく貢献し、2017年にチェルシーへと€37.9mで売却するという驚くべき投資能力を発揮しています。
エンゴロ・カンテ(➡チェルシー)
2015年にフランスのカーンから€9m(約11億円)で獲得。
2016年にチェルシーへ€35.8m(約45億円)で売却。
レスター・シティ最大の掘り出し物といっていい同選手は、初年度からMFとして大活躍。同チームのプレミア初優勝にも大きく貢献し、翌年にすぐチェルシーへと€35.8mで移籍しています。
カンテ売却によりレスターは1年間で30億円以上もの利益を得ていますが、後の彼の活躍をみれば、チェルシーもかなりのバーゲン価格で獲得できたことが分かります。
リヤド・マフレズ(➡マンチェスター・シティ)
2014年にフランスのル・アーブルから€500Th(約6000万円)で獲得。
2018年にマンチェスター・シティへ€67.8m(約85億円)で売却。
2014年に約6000万円という低価格でレスター・シティに加入したマフレズは初年度から主力選手として躍動。特にプレミア優勝を決めた16-17シーズンは17ゴール10アシストをマークしてPFA年間最優秀選手賞も獲得しています。その活躍が認められ、2018年にグアルディオラ率いるマンチェスター・シティへと€67.8mで移籍。利益は約84億円と驚異の額を誇っています。