2020年8月14日に、Arsenal公式Instagramが、これまでチェルシーに所属していたブラジル代表FWウィリアンの加入を発表しました。
(90min.com)によると、この移籍で、両クラブに在籍したことのある選手は、ウィリアンで11人目になるとの事。
そこで今回は、アーセナルとチェルシーの両クラブに在籍した11選手を紹介します。
ウィリアン・ボルジェス(チェルシー2013-2020‐アーセナル2020-)
今回の記事の主役。これまでチェルシーの選手として、プレミア通算37ゴールを決め、19/20シーズンでは、エデン・アザールから引き継いだ背番号10を着用し、キャリアハイの9得点をマークしています。
現在32歳ながら衰えを知らない彼ですが、来シーズンからはガナーズの一員として、プレーでチームを引っ張るだけでなく、同郷のマルティネッリへのサポートも期待されています。
ダビド・ルイス(チェルシー2011-2014/2016-2019‐アーセナル2019-)
チェルシー時代には、プレミアリーグとCLのタイトル獲得に貢献し、加えて2度のEL優勝とFAカップ優勝も経験するなど、終始主力選手として活躍。
19/20シーズンから所属するアーセナルでは、5回ものPKを献上するというワーストな記録をつくるものの、1年間の契約延長を発表するなど、指揮官アルテタからの信頼は厚いです。
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オリビエ・ジルー(アーセナル2012-2018‐チェルシー2018-)
アーセナルに在籍した5シーズン半では、プレミアリーグ180試合に出場して、73ゴールをマーク。
一方、2018年から所属したチェルシーでは、控えになる場面が増えたものの短い時間で結果を残し、特に19/20シーズンではシーズン途中からレギュラーに返り咲き、18試合出場で8ゴールをマークする活躍を披露しています。
ペトル・チェフ(チェルシー2004-2015‐アーセナル2015-2019)
15年に渡ってロンドンでゴールマウスを守ったレジェンド。
チェルシーでは、14/15シーズンにティボー・クルトワに レギュラーの座を奪われるまで、絶対的守護神として活躍し、4度のプレミア制覇を始めCLなど、様々なタイトル獲得に貢献しています。
また、2015年に加入したアーセナルでも、FAカップ優勝を経験し、引退後は再びチェルシーで、テクニカルアドバイザーとして復帰しています。
セスク・ファブレガス(アーセナル2003-2011‐チェルシー2014-2019)
16歳で加入したアーセナルで、すぐさま実力が認められ、あっという間に主力選手に。19歳11ヶ月で達成したプレミアリーグ100試合という記録は、2020年現在、未だ破られていません。
その後に、バルセロナを経て加入したチェルシーでも、2度のプレミアリーグ制覇に貢献するなど、リーグ屈指のプレイメイカーとして活躍しました。
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ウィリアム・ギャラス(チェルシー2001-2006‐アーセナル2006-2010)
アシュリー・コールとトレードするまで5シーズン所属したチェルシーでは、2度のプレミアリーグ制覇に貢献。
アーセナルでは、4シーズン過ごし、途中からキャプテンも任されていましたが、その後、タブーとされているトッテナムへ移籍しています。
アシュリー・コール(アーセナル1999-2006‐チェルシー2006-2014)
アーセナルアカデミー出身のアシュリー・コールは、アーセナルの選手として、03/04シーズンの無敗優勝メンバーを経験した選手で、当時世界最高の左サイドバックとの呼び声も高かった選手。
そんな選手だっただけに、ライバルチームへの移籍に失望する人も多く、かなりの批判を浴びましたが、めげることなく活躍し、プレミア制覇やCL制覇に大きく貢献しています。
ニコラス・アネルカ(アーセナル1997-1999‐チェルシー2008-2012)
17歳の頃に加入したアーセナルでは、移籍するまでの2年間で、65試合23ゴールを挙げる活躍を披露。尚、£500,000で加入したアネルカは、£22.3mでレアル・マドリーへと売却しています。
その後、5つのクラブを渡り歩き、2008年にチェルシーへと加入すると、プレミア制覇やその他のタイトルにも貢献した他、自身も08/09シーズンに得点王に輝く活躍を披露しています。
エマヌエル・プティ(アーセナル1997-2000‐チェルシー2001-2004)
1997年からアーセナルに加入すると、その年にプレミアリーグとFAカップの2冠を達成。
2000年にバルセロナへ1年間在籍しますが、その後チェルシーへと移籍し、3シーズンプレーしています。
尚、プティは、フランス代表として1998年W杯とユーロ2000の優勝に貢献しています。
ラサナ・ディアラ (チェルシー2005-2007‐アーセナル2007-2008)
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2005年に、当時20歳だったディアラは、マケレレの後継者としてチェルシーに加入も、そのマケレレからポジションを奪うことが出来ず、2年間でわずかリーグ戦13試合のみの出場で2007年に退団。同年8月に同じロンドンクラブのアーセナルに加入しましたが、ここでも定位置を掴めず、わずか4ヶ月でポーツマスへと移籍しています。
ヨッシ・ベナユン(チェルシー2010-2013‐アーセナル2011-2012)
2010年にリバプールからチェルシーに加わるも、怪我にも苦しむなどして、出場機会に恵まれず、翌年に、1年間のレンタルでアーセナルに加入しています。 そこでは、途中出場が多かったものの19試合で4得点を挙げる活躍を披露しています。しかし、チェルシーに戻ることはなく、レンタルを繰り返して、2013年にQPRへ完全移籍しています。