コロナウイルスの影響で、長い中断期間を設けましたが、なんとか全日程を終え、リバプールの30年ぶりとなる優勝で、幕を閉じた19/20プレミアリーグ。
そんな今シーズンのプレミアリーグでは、なんと4つの新たな記録が更新されたそうです。
そこで今回は、19/20プレミアリーグで、更新された「4つの新記録」を紹介します。
1シーズン最多PK献上数(5回):ダビド・ルイス(アーセナル)
今シーズンからアーセナルに加わったブラジル人DFダビド・ルイスは、19/20シーズンで5回ものPKを献上して、不名誉な形で、プレミアリーグの記録を更新することになりました。これまでは、11/12シーズンのギャリー・コールドウェル(ウィガン)や、07/08シーズンのイブラヒマ・ソンコ(レディング)らが記録した4回が最多でした。
なお、ダビド・ルイスがPKを献上した試合は、3節リバプール戦、5節ワトフォード戦、24節チェルシー戦、28節マンチェスター・シティ戦、38節ワトフォード戦となっており、チェルシー戦とマン・シティ戦では、決定機阻止で一発退場にもなっています。
それでも同選手は、クラブと契約延長をしていることから、とても重要な選手として認められていることが分かります。
1シーズン最多PK獲得クラブ(14):マンチェスター・U
19/20シーズンのマンチェスター・ユナイテッドは、14回ものペナルティーキックを獲得しており、15/16シーズンにレスター・シティが獲得した13回という記録を更新して、歴代最多のPK獲得数となりました。
ちなみに14回中、ゴールを決めたのは10回で、ミスが1回、相手GKによるセーブが3回となっています。ゴールが決まる確率は、約70%くらいですね。
しかし、冬に加入したブルーノ・フェルナンデスが、PKキッカーを務めてからは、4回全て成功しています。さすがスポルティングの名キッカー。
1シーズン最多被ファール数(167):ジャック・グリーリッシュ(アストン・ヴィラ)
今シーズン、8ゴール6アシストをマークして、チームの残留にも大きく貢献したヴィラのエースFWジャック・グリーリッシュですが、被ファール数を167として、歴代最多の数字を記録しています。
そんな同選手には、マンチェスター・Uやアーセナル、エバートンらも狙っているといわれており、去就が注目されています。クラブは、プレミアリーグに残留しただけに、放出に否定的で、100億円以上が必要だとも言われています。
1シーズン最多アシスト数(20):ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・C)
怪我もなく、フル稼働できた今シーズンは、終始圧巻のパフォーマンスをみせ、マン・シティのリーグ2位に貢献。特にアシスト数を20とし、同シーズンのプレイメイカー賞(アシスト王)を獲得するとともに、02/03シーズンにティエリ・アンリ(アーセナル)が達成した歴代最多アシスト数と並ぶ記録を達成しました。
そんな同選手ですが、得点の方も13ゴール挙げています。恐るべしデ・ブライネ。
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