今回は、2009年から2020年までのイングランドプレミアリーグにおいて各シーズン毎のアシスト王TOP3を紹介します。
※プレミアリーグ公式では2018年よりアシスト王にあたる「プレイメーカー・アワード」を創設しています。
2009/2010シーズンアシスト王TOP3
1位 | フランク・ランパード(チェルシー) | 14(アシスト) |
2位 | セスク・ファブレガス(アーセナル) | 13 |
3位 | ジェームズ・ミルナー(アストン・ヴィラ) | 12 |
リーグ最多のアシスト数を記録したランパードは、アシストのみならずMFながら22得点を挙げる活躍を見せて、チェルシーの4シーズンぶりのプレミアリーグ制覇にも貢献した。
2010/2011シーズン
1位 | ナニ(マンチェスターU) | 14 |
2位 | ディディエ・ドログバ(チェルシー) | 13 |
3位 | アンドレイ・アルシャヴィン(アーセナル) 他3名 | 11 |
14アシストでリーグ最多のアシスト数を記録したナニは、得点も9点決めており、クラブの2シーズンぶりのリーグ優勝に貢献した。
2011/2012シーズン
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1位 | ダビド・シルバ(マンチェスターC) | 15 |
2位 | ファン・マタ(チェルシー) | 13 |
2位 | アントニオ・バレンシア(マンチェスターU) | 13 |
11/12シーズンは、最終節の劇的な勝利により44シーズンぶりのリーグ優勝を果たしたマンチェスターCから司令塔のダビド・シルバが15アシストでリーグ最多のアシスト数を誇った。
2012/2013シーズン
1位 | ファン・マタ(チェルシー) | 12 |
2位 | サンティ・カソルラ(アーセナル) | 11 |
2位 | エデン・アザール(チェルシー) | 11 |
マタは、同シーズンのリーグ戦12得点12アシストの成績でリーグ最多のアシストを記録したとともに、2013年度のPFA年間最優秀選手賞候補にもノミネートされた。
2013/2014シーズン
1位 | スティーブン・ジェラード(リバプール) | 13 |
2位 | ルイス・スアレス(リバプール) | 12 |
3位 | ウェイン・ルーニー(マンチェスターU) 他1名 | 10 |
惜しくもリーグ戦は2位で終わったものの13アシストでクラブの優勝争いに貢献したジェラードが最多アシストを記録した。
尚、2番目に多いアシスト数を記録したルイス・スアレスは、開幕6試合の出場停止というハンデを乗り越えてリーグ戦31ゴール12アシストを記録したことで、PFA年間最優秀選手賞を受賞した。
2014/2015シーズン
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1位 | セスク・ファブレガス(チェルシー) | 18 |
2位 | サンティ・カソルラ(アーセナル) | 11 |
3位 | アンヘル・ディ・マリア(マンチェスターU) 他2名 | 11 |
2014年6月13日に古巣アーセナルのライバルであるチェルシーFCへの移籍が発表された。背番号はアーセナル、バルセロナ時代に続き4番となった。開幕戦からボランチとしてレギュラーに定着すると、ともにリーグ最多の18アシスト、2236本のパス成功を記録。移籍初年度からプレミアリーグの優勝を飾った。
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2015/2016シーズン
1位 | メスト・エジル(アーセナル) | 19 |
2位 | クリスティアン・エリクセン(トッテナム) | 13 |
3位 | ディミトリ・パイエ(ウエストハム) | 12 |
最終的に2002-03シーズンのティエリ・アンリの20アシストに次ぐ、リーグ歴代2位の19アシストを記録するなど、キャリア最高のシーズンを送った。その活躍が評価され毎シーズンにファン投票で決めるアーセナルの年間最優秀選手に選ばれた。
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2016/2017シーズン
1位 | ケビン・デ・ブライネ(マンチェスターC) | 18 |
2位 | クリスティアン・エリクセン(トッテナム) | 15 |
3位 | ギルフィ・シグルズソン(スウォンジー) | 13 |
このシーズンに監督に就任したジョゼップ・グアルディオラ監督の下でも素晴らしいパフォーマンスを披露し、リーグ3位に貢献。個人としては18アシストを記録し、リーグ最多のアシストを記録した。
2017/2018シーズン
1位 | ケビン・デ・ブライネ(マンチェスターC) | 16 |
2位 | レロイ・サネ(マンチェスターC) | 15 |
3位 | ダビド・シルバ(マンチェスターC) 他1名 | 11 |
2017-18シーズンは37試合の出場で2年連続でリーグトップとなる16アシストを記録し、新設されたプレミアリーグ・プレーメイカー・アワード(アシスト王)を受賞した。シティの優勝に大きく貢献し、PFA年間ベストイレブンにも選ばれた。
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2018/2019シーズン
1位 | エデン・アザール(チェルシー) | 15 |
2位 | ライアン・フレイザー(ボーンマス) | 14 |
3位 | トレント・アレクサンダー=アーノルド(リバプール) 他1名 | 12 |
2018-19シーズンはリーグ戦で16ゴール15アシストを挙げ、歴代最多4度目となるチェルシーのクラブ年間最優秀選手賞を受賞した。16ゴールはチーム最多、15アシストはチームはおろかリーグ最多でプレミアリーグプレイメイカー賞にも輝いた。また欧州5大リーグのドリブル突破回数においてソフィアン・ブファル(144回)、アラン・サン=マクシマン(143回)に次ぐ138回を記録し、ドリブル突破成功率は61.61%で欧州5大リーグトップに君臨した。
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19/20シーズン
1位 | ケビン・デ・ブライネ(マンチェスターC) | 20 |
2位 | トレント・アレクサンダー=アーノルド(リバプール) | 13 |
3位 | アンドリュー・ロバートソン(リバプール) | 12 |
アシスト数を20という大台に乗せたデ・ブライネが2シーズンぶりのプレイメイカー賞に輝いた。また、プレミアリーグで通算3回目の15アシストを記録した初めての選手となっている。
最後までお読みいただきありがとうございました。