今回は、2010年から2020年までの歴代ゴールデングローブ賞受賞者を紹介します。
プレミアリーグ・ゴールデングローブとは?
プレミアリーグ・ゴールデングローブ (Premier League Golden Glove)は、プレミアリーグにおける表彰であり、プレミアリーグで最も多くのクリーンシート(無失点試合)を達成したゴールキーパーに贈られる。
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2010/2011シーズン
ジョー・ハート(マンチェスター・シティ) / 18試合(無失点試合数)
シーズン終了後の2009年6月24日に、プレミアリーグ昇格を果たしたバーミンガム・シティFCへレンタル移籍。降格候補筆頭とも言われたバーミンガムで12試合無敗を達成するなどシーズンを通して安定したプレーをみせ、クラブの9位躍進に貢献。PFA年間ベストイレブンにも選出された。
バーミンガムでの活躍が評価されシティに復帰すると、2010-11シーズン開幕戦のトッテナム・ホットスパーFC戦では、ギヴンに代わってスタメンに選ばれた。この試合で好セーブを披露し無失点で試合を終えたことをきっかけに正GKの座を掴むと、リーグ戦全38試合に出場し、リーグ最多の18のクリーンシートを記録した。
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2011/2012シーズン
ジョー・ハート(マンチェスター・シティ) / 17試合
ギヴンがアストン・ヴィラFCへ移籍した2011-12シーズンも全38試合出場でリーグ最少の29失点と安定した守備をみせ、44年ぶりのリーグ優勝に貢献した。
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2012/2013シーズン
ジョー・ハート(マンチェスター・シティ) / 18試合
クラブの成績は2位で終わったものの、全38試合出場してリーグ最少失点となる34点を記録。無失点試合も18試合と昨シーズンよりも1試合伸ばして見事3年連続となるゴールデングローブ賞を受賞した。
2013/2014シーズン
ヴォイチェフ・シュチェスニー(アーセナル) / ペトル・チェフ(チェルシー) / 16試合
このシーズンにアーセン・ヴェンゲル監督の信頼を掴んだシュチェスニーが、プレミアリーグ全38試合の内、1試合を除いた37試合に出場し、16試合の無失点試合を記録。同じくチェルシーでリーグ最少の27失点を記録したペトル・チェフと並び、2人で受賞した。
2014/2015シーズン
ジョー・ハート(マンチェスター・シティ) / 14試合
13/14シーズン不調に陥り、一時はレギュラーの座も奪われていたが、カップ戦の好パフォーマンスから再びレギュラーに定着すると、リーグは惜しくも2位だったが個人としては無失点試合を14として、通算で4度目のゴールデングローブ賞を受賞した。
2015/2016シーズン
ペトル・チェフ(アーセナル) / 16試合
このシーズンにチェルシーからアーセナルに加入すると、すぐさま適応して見せ活躍。リーグ優勝こそ出来なかったが、16クリーンシートを達成し自身4度目となるゴールデングローブ賞を受賞した。
2016/2017シーズン
ティボー・クルトワ(チェルシー) / 16試合
2016-17シーズンはプレミアリーグトップである16試合のクリーンシートを記録し、プレミアリーグ年間最優秀ゴールキーパーに輝くなどプレミアリーグ優勝に貢献した。またスカイスポーツ選出の2016-17シーズン、プレミアリーグファンタジーイレブンにも選出された。
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2017/2018シーズン
ダビド・デ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド) / 18試合
リーグ優勝こそ達成できなかったもののマンチェスターUの守護神として18試合を無失点で抑え、初のゴールデングローブ賞を受賞するとともに自身5度目となるベストイレブンにも選出された。
2018/2019シーズン
アリソン・ベッカー(リバプール) / 21試合
2018年7月に加入したリバプールで早速正GKとして活動すると、度々致命的なミスはあったものの全体で見れば素晴らしいパフォーマンスを披露し、クリーンシートの数も21として加入初年度ながらゴールデングローブ賞を受賞した。
2019/2020シーズン
エデルソン・モラレス(マンチェスター・シティ) / 16試合
共に最終節を残して15クリーンシートとしていたエデルソンとニック・ポープ(バーンリー)であったが、最終節ブライトンに2点決められて負けたバーンリーに対して最終節ノリッジ・シティ戦を5対0で完勝したエデルソンがクリーンシート数を16とし初のゴールデングローブ賞を受賞した。
また、圧倒的な成績でリーグ優勝したリバプールのGKアリソンは怪我での欠場が響き、クリーンシート数は13で2年連続の受賞とはならなかった。
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