今回は、19/20シーズンのイングランドプレミアリーグで活躍するブラジル人選手10人を紹介します。
1.アリソン・ベッカー
2018年にローマ(イタリア)からリバプールに加入すると早速持ち前の安定したセービングと冷静な判断を披露し、すぐさま欠かせない存在に君臨。ブラジル代表としてもレギュラーに位置しており、GK版バロンドール初代受賞者。
2.ファビーニョ
2018年にフランスのモナコからリバプールに加入すると、レッズ(リバプールの愛称)のアンカーとしてすぐさま欠かせない存在に。
リーチの長い足を活かしたボール奪取で相手の攻撃の起点をつぶし、攻撃においても高精度のロングフィードでチャンスを演出する。
首位攻防戦となったマンチェスターC戦では先制点となる強烈なミドルシュートをたたき、チームの勝利に大きく貢献した。
3.ロベルト・フィルミーノ
リバプールのチャンスメーカー。ボビーの愛称を持つフィルミーノは攻撃センスがずば抜けており、3トップの真ん中の位置からトリッキーなポストプレーで両ウイングのサラーとマネを自由自在に操る。また、自らの仕留める能力も一級品で、クラブW杯決勝でのゴールなど重要な試合の勝負強さも光る。
4.エデルソン
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マンチェスターCの正守護神。常に落ち着いた対応で、最後尾からピッチを支配する現代型GK。
絶妙なポジショニングと安定したセービングでチームのピンチを救うだけでなく、ロングフィードで一気にFWまでボールを渡し、アシストを記録する場面もあり、攻守において存在感を放つ。
5.フェルナンジーニョ
35歳ながら衰えることなく、安定したプレーを魅せ続けるマンチェスターCのMF。
特に今シーズンは怪我人が続出したCBに急遽コンバートされるも、見事なパフォーマンスで難なく対応する器用っぷりを披露し、契約延長にもサインした。
6.ガブリエウ・ジェズス
スピードとテクニックを兼ね備えている万能型FWで、前線ならどこでも器用にこなすユーティリティ性も持つジェズスは、マン・シティで9番を背負っており、エースアグエロの控えながら出場すると劣らない存在感を見せつけ、指揮官ペップも厚い信頼を見せている。
7.ウィリアン
チェルシーで10番を背負うテクニシャン。31歳というベテランの域に突入しても衰えを見せず、若手主体のチームを引っ張る兄貴的存在。ゴールこそそこまで多くないものの、アシストやドリブルで貢献するチームの攻撃の起点。
8.ルーカス・モウラ
トッテナムで活躍するドリブラー。一気にトップスピードに乗り、相手DFを置き去りにする。また重要な試合でのゴールも多く、昨シーズンのCL準決勝アヤックス戦ではハットトリックをして、チームの決勝進出に大きく貢献した。
9.ガブリエウ・マルティネッリ
爆発的なスピードを生かしたドリブルで相手DFを破壊し、ゴール前でも冷静さと決定力を持つ、18歳ながらすでにアーセナルの強力攻撃陣の一角を担うFWの選手。特にプレミア23節チェルシー戦での約70mにも渡るドリブルからのゴールは圧巻で、将来セレソンを背負う人物になるだろうと期待される。
10.リシャルリソン
昨シーズン、ワトフォードから加入すると瞬く間にチームのエースとなったブラジル産FW。今やビッグクラブに所属していても選出されることが難しいブラジル代表にも定着しつつあり、地元開催のコパアメリカでは決勝戦でPKを沈め、優勝に貢献した。
自ら持ち込んで決めることができ、チャンスメイクも得意。また献身性があり、守備にも参加するなど守備意識も高い。一時期はバルセロナ(スペイン)からの関心も報道されていたが、アンチェロッティ監督は断固オファーを拒否する姿勢でチームに不可欠と話している。
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