今現在のイングランドプレミアリーグのクラブは、主にヨーロッパや南米の選手で固められているイメージですが、近年アフリカの選手たちの勢いが物凄いことになっています。
その勢いはデータにも表れており、18/19シーズンのプレミアリーグ得点王となった3人(モハメド・サラー、サディオ・マネ、ピエール=エメリク・オーバメヤン)はいずれもアフリカ人です。
そこで今回は、プレミアリーグのクラブに所属しているアフリカの選手で注目すべき8選手を紹介します。
モハメド・サラー
エジプト代表 |
リバプール |
かつてはチェルシーにも在籍しており、そこでは結果が振るわなかったが、2017年に再びイングランドの地に戻ってくると、圧倒的なスピードと強靭なフィジカルで得点を量産し、2年連続でリーグ得点王を受賞するなどプレミア屈指のスコアラーにまで成長した。
エジプト代表としても母国を7大会ぶりのロシアW杯出場に導くなどして、圧倒的な人気を誇り、エジプトの英雄として親しまれている。
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サディオ・マネ
セネガル代表 |
リバプール |
サラーと同じく、リバプールでエースを務める点取り屋で、2014年から在籍したサウサンプトンで頭角を現すと、2017年から加入しているリバプールでも不動のエースとして活躍し、18/19シーズンではリーグ得点王を受賞し、2019年にはサラーらを抑えてアフリカ人年間最優秀選手も受賞した。
アフリカ人ならではの無理が効いた身体能力を持ちながら、南米の選手のようなしなやかさも持つ今最も脂がのっている選手。
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ピエール=エメリク・オーバメヤン
ガボン代表 |
アーセナル |
サラー、マネと共に得点王を獲得した1人で、18/19シーズンでは1試合あたりの得点率がアグエロの次に高い0.64を記録。この数字は2試合に1点以上を決める計算となっており、驚異的な数字であることが分かる。
年齢を増しても衰えるどころか輝きを増しており、相変わらずシュートセンスが抜群で様々なフィニッシュパターンがあることも特徴的。
アーセナルのキャプテンも務めており、チーム内外で頼れる絶対的エース。
ニコラ・ペペ
コートジボワール代表 |
アーセナル |
アーセナルのクラブ史上最高額(約100億円)で加入したレフティードリブラー。
右サイドを起点に絶妙な間合いで切り込んで、シュートでもアシストでも結果を残せる。まだアーセナルでは本来のプレーをみせれてはいないが、徐々に経験を積んでいけば、リーグ・アン(フランス)で大暴れした彼をみれるだろう。
リヤド・マフレズ
アルジェリア代表 |
マンチェスター・シティ |
かつてレスターのリーグ優勝の立役者として大ブレイクしたマフレズは、マンチェスター・シティでもその才能を遺憾なく発揮している。
加入当初こそ迷いが感じられたものの、徐々にチーム戦術にフィットしていき、今やポジション争いが激しいマンチェスター・シティのファーストチョイスになることも多くなってきている。
テクニックに長けたレフティーのドリブラーで、特にシュートフェイントは誰もが騙される。
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ウィルフレッド・ディディ
ナイジェリア代表 |
レスター・シティ |
ナイジェリアが誇る守備職人で、ブレンダン・ロジャーズ監督の下で快進撃を続けるチームの門番を務める。
手足の長さを活かしたタックルやインターセプトで、チームのピンチの芽を摘み取り、攻撃でもセットプレーのターゲットになるなど貴重な存在で、怪我で離脱した際にはチームも勝点をこぼすなど、不在の影響を大きく感じさせた。
ジョーダン・アユー
ガーナ代表 |
クリスタル・パレス |
得点数が少ないクラブの貴重な得点源で、数少ないチャンスをモノにする。
間合いを使ったボールキープ能力に長け、ドリブル能力もチームエースのザハに決して劣らないモノを持っている。
チームがプレミアリーグに残留するために欠かせない選手で、イーグルス(クリスタル・パレスの愛称)の命運を握っている。
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イスマイラ・サール
セネガル代表 |
ワトフォード |
ワトフォードの移籍金クラブレコードを更新した新星ウインガー。
ドリブルの際にもスピードが落ちない加速力が武器で、28節にはこれまでリーグ無敗だったリバプール相手に2ゴール1アシストをマークし、完勝に貢献。
ルーツが同じセネガルということもあり、いずれはマネのようになると期待されている。