今イングランドサッカー界で数多くの有望な若手選手が台頭してきています。特に右サイドバックに関しては次から次へと有望な選手が出てきており、イングランドサッカー界の右サイドバックは今後10年は安泰だと思われます。
そこで今回は、イングランド出身の注目若手右サイドバック10選手を紹介します。
1.トレント・アレクサンダー=アーノルド / Trent Alexander-Arnold
生年月日 | 1998年10月7日(21歳) |
クラブ | リバプール |
21歳ながら現在クラブと代表でもレギュラーとして出場する世界最高の右サイドバック。
積極的に攻撃に参加し、上質なクロスでアシストを積み重ねる選手で、18/19シーズンのCL準決勝バルセロナ(スペイン)戦では、機転の利いたCKでオリギの逆転ゴールをアシストし、クラブの10年ぶりのCL制覇に貢献した。
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2.アーロン・ワン=ビサカ / Aaron Wan-Bissaka
生年月日 | 1997年11月26日(22歳) |
クラブ | マンチェスター・ユナイテッド |
先ほどのトレント・アレクサンダー=アーノルドが攻めの選手だとするとワン=ビサカは守りの選手だろう。
昨シーズンにクリスタル・パレスで頭角を現し始めると、一気にブレイクしてマンチェスター・ユナイテッドに加入。
加入後も持ち前の対人戦の強さで、すでに欠かせない選手の1人となっている。
ライバルクラブのマンチェスター・シティ戦では相手チームのエース、ラヒーム・スターリングを完璧に抑えつける見事なパフォーマンスを披露し、勝利に貢献した。
今現在のユーロメンバーは、この2人が最有力だろうとされている。
3.リース・ジェームズ / Reece James
生年月日 | 1999年12月8日(20歳) |
クラブ | チェルシー |
昨シーズン、レンタル先のウィガンで主力選手として活躍すると、今シーズンからブルーズに復帰した期待の若手DF。
20歳ながらプレミアの屈強な攻撃陣を前にしても動じないフィジカルやメンタルの強さを兼ね備えており、また上質なクロス精度でチャンスを演出するなど攻守に貢献する。
チームキャプテンで現在30歳を迎えたアスピリクエタの後継者として期待される。
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4.マックス・アーロンズ / Max Aarons
生年月日 | 2000年1月4日(20歳) |
クラブ | ノリッジ |
18歳という若さから本格的に出場し始め、18/19シーズンではチームのFLC(チャンピオンシップ)優勝に貢献し、個人としてもベストイレブンと最優秀ヤングプレイヤー賞を受賞した今最も注目されている選手の1人。
攻撃センスは既に一級品で、右SBからオーバーラップを仕掛け、正確なクロスをあげるなど積極的に攻撃に参加し、既にチームに欠かせない存在の1人となり、トッテナムなど強豪クラブがこぞって注目している。
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5.ジャフェット・ダンガンガ / Japhet Tanganga
生年月日 | 1999年3月31日(21歳) |
クラブ | トッテナム |
今シーズントップチームデビューした期待のアカデミー出身の21歳。本職はCBだが、クラブでは主に右サイドバックとして出場する。
デビュー戦がいきなりリバプール戦で、しかも先発出場という大舞台を任された。試合には負けたものの相手チームのエース、モハメド・サラーを抑え込めるまずまずのパフォーマンスをみせ、モウリーニョ監督の信頼を掴んだ。
フィジカルを生かした球際の激しさや体を張りながらも、ときには冷静な対応を見せることもできるところが強みで、このまま経験を積めば、高齢化しているDF陣からスムーズに世代交代ができるだろう。
6.カイル・ウォーカー=ピータース
生年月日 | 1997年4月13日(23歳) |
クラブ | サウサンプトン(トッテナムからのローン) |
アカデミー出身の23歳で、攻守の両局面に貢献ができるバランス型SB。特に攻撃を得意とし、積極的に攻め上がり上質なクロスも持つ。
1度はスパーズの右SB1番手だったが、負傷により大事な時期を離脱。現在セインツにシーズン終了までのレンタル移籍として加入し、着実に出場機会を得ている。このまま経験を積んで、かつてスパーズで活躍したカイル・ウォーカー(現マンチェスター・C)やキーラン・トリッピアー(現アトレティコ・マドリー)のようになれると期待されている。
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7.メイトランド=ナイルズ / Maitland-Niles
生年月日 | 1997年8月29日(22歳) |
クラブ | アーセナル |
昨シーズン、台頭したアカデミー出身の期待の若手。
本職はウイングながら、ベジェリンの怪我により右サイドバックに急遽抜擢されるとベジェリンが抜けた穴を埋める活躍ぶりで監督の信頼を掴んだ。
元々前線の選手だったこともあり、攻撃に積極的に絡みに行くが、守備も怠ることなく、持ち前のスピードを活かして攻守に貢献する。
8.ジョンジュ・ケニー / Jonjoe Kenny
生年月日 | 1997年3月15日(23歳) |
クラブ | シャルケ(エバートンからのローン) |
出番を求めて今シーズンからローンでシャルケに加入すると、瞬く間に飛躍した23歳。
攻撃的なサイドバックで果敢に前線にかけ上がり、高精度のクロスでゴールをお膳立てすることが出来る。
この調子で行けば、エバートンにレンタルバックした際、主力選手として迎えられるだろう。
9.ジェームズ・ジャスティン / James Justin
生年月日 | 1998年2月23日(22歳) |
クラブ | レスター |
若手選手への投資が次から次へと成功しているレスターが次に目を付けた選手。FL1(イングランド3部)のルートンから獲得した有望株。
本職は右サイドバックだが、左サイドバックやアンカー、サイドハーフもこなせるマルチな選手で緊急時に頼れる選手。
快速なスピードで相手を一瞬にして抜き去ることができ、高精度なフィード能力でチャンスを演出する。ルートン時代にはCKも蹴っていた。
10.タリク・ランプティ / Tariq Lamptey
生年月日 | 2000年9月30日(19歳) |
クラブ | ブライトン |
今シーズン、チェルシーから約540万ユーロでブライトンに加入した若手有望選手。チェルシー在籍時もアーセナル戦でプロデビューを果たしており、各年代のイングランド代表にも選ばれている逸材。
身体を張った守備が特徴で、チームのピンチを阻止する。また攻撃でも低い重心のドリブルで前線に駆け上がり、チャンスを演出するなどブライトンの貴重な戦力。