19/20シーズンの28節を終えた現在、ノリッジ・シティは最下位に位置していますが、5節のマンチェスター・C戦(3対2○)、27節のレスター・C戦(1対0○)、また負けこそはしたものの25節のリバプール戦(0対1●)も最後まで息をのむ展開を披露するなど、上位陣に最下位らしくない戦いを披露して盛り上げています。
その盛り上げの要因の1つは、若手選手の台頭でファルケ監督の下、積極的に起用されブレイクしている選手が多数います。
そこで今回は、ノリッジ・シティの注目若手5選手を紹介します。
マックス・アーロンズ
国籍 | イングランド |
生年月日 | 2000年1月4日 |
ポジション | DF |
18歳という若さから本格的に出場し始め、18/19シーズンではチームのチャンピオンシップ(イングランド2部)優勝に貢献し、個人としてもベストイレブンと最優秀ヤングプレイヤー賞を受賞した今最も注目されているSBの選手。
攻撃センスは既に一級品で、右SBからオーバーラップを仕掛け、正確なクロスをあげるなど積極的に攻撃に参加し、既にチームに欠かせない存在の1人となっている。
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ベン・ゴッドフリー
国籍 | イングランド |
生年月日 | 1998年1月15日 |
ポジション | DF |
闘志あふれるプレーで昨シーズンから本格的に出場機会を増やしてきたCB。
元ボランチということもあり、足元の技術にも優れており、ファルケ監督のポゼッションサッカーを最終ラインから体現する。
時々イージーミスもあるが、経験を積み、安定的なプレーを継続すればキャプテンの道も見えてくる。
ジャマル・ルイス
国籍 | 北アイルランド |
生年月日 | 1998年1月25日 |
ポジション | DF |
マックス・アーロンズと共に、攻撃的なサッカーを繰り広げるSBの選手。初のプレミアリーグの舞台となるが、既に北アイルランドフル代表として経験を積んでいるので、申し分ないプレーを魅せるはず。
プレーの特徴としては、陸上で中距離ランナーとして鍛え上げたスピードとスタミナが武器で、攻守に積極的に顔を出す貴重な存在。
トッド・カントウェル
国籍 | イングランド |
生年月日 | 1998年2月27日 |
ポジション | MF |
アカデミー出身の逸材MFで今シーズンブレイクした選手の1人。抜け出しのタイミングやポジショニングが良く、ここまで6得点と既にキャリアハイの数字を誇る。
またマンチェスター・C戦やチェルシー戦で得点をあげるなど上位相手にも素晴らしい成績を残し、守備にも積極的に参加するなど、既に欠かせない存在になっている。
アダム・アイダ
国籍 | アイルランド |
生年月日 | 2001年2月11日 |
ポジション | FW |
最後の注目選手はアダム・アイダ。彼はまだあまりトップチームでの出場機会は少ないが、ユースチームでコンスタントに結果を残すなど、将来が楽しみなアイルランド産の逸材。
190㎝という長身を生かしたポストワークが武器で味方にチャンスを演出し、優れた足元の技術で、ときどき周囲を驚かすようなプレーも魅力。
今シーズンは2試合しか出場していないが、少ないチャンスをモノにしればドルミッチとのFW2番手候補に名乗りをあげることができるだろう。